「条件付き入力制御・書式変更プラグイン」を1.0.14へ更新しました。対象項目にテーブル内のフィールドを追加し、条件設定に名前を付けて管理できるようになりました。実行内容の「非活性」は「編集不可」へ表記を変更しています。
今回の変更点
1.テーブル内の項目を制御対象に追加
対象項目で、テーブル内のフィールドも選択できるようになりました。「【テーブル名】フィールド名(コード)」で表示されるため、通常項目と区別して指定できます。
条件判定には引き続きテーブル外の項目を使用します。その条件に一致すると、選択したテーブル内項目の全行へ制御を適用します。テーブル内の値を行ごとの条件として判定する機能ではありません。
2.条件設定の名前を変更可能に
設定カードの見出しを編集して、条件名として保存できます。「受注時は明細数量を必須」「確定後は単価を編集不可」など、目的の分かる名前にしておくと、複数のルールを見分けやすくなります。
3.操作内容が分かる表記に変更
「非活性」を「編集不可」へ変更するなど、設定画面の文言を調整しました。画面上の入力を制御する機能であり、kintoneのアクセス権を変更するものではありません。
活用例:確定した見積の明細項目を編集不可にする
以下は設定方法を考えるための例です。実際のお客様の導入事例ではありません。
- テーブル外に、見積の状態を管理する「見積状態」などの項目を用意します。
- 条件名を「確定後は明細単価を編集不可」とします。
- 条件を「見積状態/一致する/確定」に設定します。
- 対象項目で「【見積明細】単価」を選び、実行内容に「編集不可」を指定します。
- 設定を保存してアプリを更新し、状態が確定の場合・未確定の場合を追加・編集画面で確認します。
この例では明細の全行の単価が対象です。行追加後の項目、条件解除後の入力、ほかの制御ルールとの組み合わせも確認してください。条件付き必須では、保存時に対象列を行ごとに確認し、数値の0は入力済みとして扱います。
更新方法と確認ポイント
- 下の詳細ページから最新版ZIPをダウンロードします。
- kintoneシステム管理のプラグイン一覧で最新版を読み込みます。
- 対象アプリのプラグイン設定を開き、既存ルールと新しく追加する対象項目を確認します。
- 必要な設定を保存してアプリを更新し、実際の利用者・利用端末で確認します。
既存の単一対象項目・条件形式も読み込みに対応しています。既存設定を確認したうえで、新しい条件名やテーブル内項目を追加してください。
- テーブル内項目の制御・書式変更は、対応する追加・編集・詳細画面で確認してください。必須化・編集不可は追加・編集画面が対象です。
- PC一覧の既存の書式変更はテーブル外項目が対象です。今回の更新でテーブル内の一覧表示やモバイル一覧の書式変更に対応したものではありません。
- テーブル内の書式変更は画面構造や他のカスタマイズの影響を受ける場合があります。行追加・再描画後の表示も確認してください。
- 非表示や編集不可はアクセス権の代わりにはなりません。CSV・API経由の更新に画面上の必須チェックは適用されません。
基本の設定例も確認する
AND/ORの組み合わせ、条件付き必須、書式変更の基本操作は、条件付き入力制御の活用コラムで紹介しています。掲載画像は従来の通常項目の設定例です。
