テーブル明細のうち、条件に合う行だけを合計・カウント。
SUMIF・COUNTIFの結果をテーブル外の数値フィールドへ反映し、数量・金額・対象件数の確認を助けます。
本プラグインの強みと特徴
条件に合う数値だけを合計
例えば、商品名や区分などの条件に一致する行を選び、数量・金額などの数値フィールドをSUMIFで合計します。
対象の行数をCOUNTIFで確認
一方、COUNTIFでは条件に合う行が何件あるかを数えます。数量の合計とは分けて、別の数値フィールドへ表示できます。
再計算の契機を選択
条件項目や合計対象など、更新の契機にする編集トリガーを複数選択できます。詳細画面の再計算ボタンも任意で設定できます。
PC・モバイルの入力に対応
PC・モバイル用の処理を備えています。実際に利用するアプリ・端末で、対象項目の変更と保存後の結果を確認してください。
主な仕様・動作環境
| プラグイン名 | テーブルIF計算プラグイン |
|---|---|
| 価格 | 無料(0円) |
| 配布バージョン | 1.0.4 |
| 動作画面 | PC・モバイルのレコード追加/編集画面、詳細画面の再計算ボタン(任意) |
| 集計対象 | 1レコード内のサブテーブル。計算設定を複数登録可能 |
| 計算方法 | SUMIF(条件に合う行の数値合計)/COUNTIF(条件に合う行数) |
| 条件 | 複数条件をAND/ORで結合。一致する/一致しない/含む/含まない/以上/より大きい/以下/未満。日付には「今日から○日以内」「直近○日」も指定可能 |
| 合計・出力先 | 合計対象:テーブル内の数値フィールド。出力先:テーブル外の数値フィールド |
| 再計算のタイミング | 追加・編集画面を開いたとき、選択した編集トリガー項目を変更したとき |
| 詳細画面 | 「再計算」を有効にすると、そのレコードの計算結果を保存して画面を更新 |
こんな業務におすすめ
- 見積・受注明細:特定の商品名・区分に該当する数量や金額だけを集計。
- 経費・申請明細:特定の費目に該当する金額と明細行数を分けて確認。
- 点検・作業記録:「要対応」などの状態に該当する行数をカウント。
上記は活用方法の例です。実際のお客様の導入実績や改善効果を示すものではありません。
設定ステップ
- 01
必要なフィールドを用意する
最初に、対象テーブルに条件項目と合計する数値フィールドを用意し、テーブル外に結果用の数値フィールドを作成します。COUNTIFだけなら合計対象項目は不要です。
- 02
プラグインを追加する
次に、このページのZIPを取得し、kintoneシステム管理で読み込み、利用するアプリへ追加します。
- 03
計算方法と条件を設定する
まず、「対象テーブル」と「計算方法」を選びます。次に、1行ごとに「条件項目」「条件」「条件値」を指定してください。
複数の条件を使う場合は、条件を追加してAND/ORで結合します。また、SUMIFでは「合計対象項目」も選びます。
- 04
結果と編集トリガーを指定する
続いて、「計算結果の数値フィールド」を選びます。条件項目や合計対象など、変更時に再計算したい項目は「編集トリガー」で指定してください。
利用者に結果を直接変更させたくない場合は、必要に応じて結果の入力を不可にします。
- 05
追加の計算と再計算ボタンを設定する
また、「計算設定を追加」で別の集計を登録できます。複数の集計結果には別々の出力先を用意します。詳細画面で結果を保存したい場合は「再計算」ボタンを有効にします。
- 06
保存してアプリを更新する
最後に、設定を保存してアプリを更新します。追加・編集画面で条件項目や数値を変更し、集計結果と通常のレコード保存後の値を確認します。
複数条件をAND/ORで組み合わせる
バージョン1.0.3では「条件項目」「条件」「条件値」を1行で指定し、「条件を追加」から判定条件を増やせます。ANDはすべての条件に合う行、ORはいずれかの条件に合う行が集計対象です。
下の設定画像は、商品名に「aaa」を含み、かつ型番に「AA」を含む行の数量を合計するANDの例です。ORへ変更すると、商品名または型番のどちらかに合う行が対象になります。同じ行が複数の条件に合っても、1行として集計します。
項目に応じた条件値の指定
日付は日付入力、ドロップダウン・ラジオボタンは選択肢、チェックボックスはチェック形式、ユーザー・組織・グループは候補の選択で条件値を指定できます。
日付の「今日から○日以内」「直近○日」
日付項目を条件にすると、今後の期限や直近の実績を日数で絞れます。「今日から7日以内」は今日から7日後まで、「直近7日」は7日前から今日までが対象です。両端の日付を含み、利用端末の日付を基準に再計算時に判定します。日付が変わっただけで保存済みレコードが一括更新される機能ではありません。
条件を追加したときは、その条件項目も編集トリガーに指定し、設定保存後にアプリを更新してください。
設定画面・利用動画で集計の流れを確認
「見積明細」の商品名に「aaa」を含み、型番に「AA」を含む行をAND条件で絞り、数量をSUMIFで集計してテーブル外の「sumif」へ表示します。商品名・型番・数量を編集トリガーに指定します。

数量の変更に合わせて「sumif」の合計が更新され、商品名を条件に合う値へ変更すると「countif」の件数が1から2に変わる例を確認できます。COUNTIFを追加する場合は別の計算設定を登録し、結果の出力先に「countif」を指定します。
ご利用時の注意点
- 集計範囲は現在のレコードのテーブルです。アプリ内の全レコードを横断して集計する機能ではありません。
- 計算設定1件に条件を複数追加し、AND(すべて一致)/OR(いずれか一致)で結合できます。
- 合計対象と出力先には数値フィールドを使用します。標準の「計算」フィールドを出力先には指定できません。
- 追加・編集画面での再計算は、その画面の値へ反映します。保存済みレコードへ反映するには通常の保存が必要です。
- 詳細画面の「再計算」は結果をレコードへ保存します。利用者に対象レコード・結果フィールドの編集権限が必要です。
- 一致条件では表記の違いを確認してください。文字列の「含む」は部分一致です。複数選択の「一致する」は選択値の集合が同じ場合、「含む」は指定した選択値をすべて含む場合に一致します。ユーザー・組織・グループはコードで判定します。
- SUMIFでは空欄や数値として解釈できない値を0として扱います。小数や空欄を含む運用は、代表的なデータで結果を確認してください。
- 結果を入力不可にする設定は、画面上の入力を抑える設定です。kintoneのアクセス権を変更するものではありません。
計算結果が更新されないとき
- 設定の反映:保存後にアプリを更新したか確認します。
- 編集トリガー:変更した条件項目・数量などがトリガーに選ばれているか確認します。
- 条件の一致:商品名の表記、空白、比較条件、条件値を確認します。
- 出力先:テーブル外の数値フィールドを指定し、複数の計算で同じ出力先を使っていないか確認します。
- 詳細画面の保存:再計算ボタンの設定と、利用者のレコード・フィールド編集権限を確認します。
- 他のカスタマイズ:同じ結果フィールドを変更する処理がある場合は、検証用アプリで組み合わせを確認します。
よくある質問
COUNTIFは数量の合計ですか?
条件に合うテーブル行の件数です。数量を合計したい場合はSUMIFで数量の数値フィールドを指定します。
CSV読み込みやAPI更新でも自動で再計算されますか?
本プラグインはレコード入力画面の表示・設定した項目の変更と、詳細画面の再計算操作で処理します。CSV読み込みやAPI更新を契機とした一括再計算は行いません。
保存済みの全レコードを一括で集計し直せますか?
全レコードをまとめて更新する機能ではありません。必要なレコードを編集して保存するか、詳細画面の再計算ボタンを利用します。
テーブルの初期行や明細取得も設定できますか?
集計とは別の機能です。定型の行はテーブルデータ初期表示、別アプリの明細取得はテーブルルックアップをご確認ください。選び方はテーブル入力を効率化する方法で紹介しています。
プラグインダウンロード
バージョン1.0.4のZIPを無料でダウンロードできます。
アップデート・リリース情報
公開時の紹介・更新情報はこちらで確認できます。
自社に合わせた集計・アプリ設計のご相談
集計する条件や出力先の設計、複数プラグインを使う構成などをご相談いただけます。
お問い合わせ・ご相談
対象の明細や集計したい数値、設定でお困りの点をお知らせください。


