「レコード登録は決められた入力経路にそろえたい」「標準の追加・編集ボタンからの誤操作を減らしたい」。こうした場面では、kintoneのボタン表示を整理する方法が役立ちます。
ただし、ボタンを隠すことと、レコードの追加・編集を禁止することは別です。この記事では、目的に合う方法と無料プラグインの設定例を紹介します。
最初に「操作禁止」か「表示整理」かを決める
特定のユーザーに追加や編集をさせたくない場合は、まずkintoneのアクセス権を設計します。画面上のボタン非表示だけでは、操作の禁止を保証できません。
権限は維持しながら標準ボタンを見せたくない場合は、JavaScriptやプラグインによる表示制御が候補です。別の連携処理と併用する場合も、その処理の権限や動作を個別に確認してください。
どのボタンを隠すか確認する
レコード追加・編集ボタン非表示プラグインで選べる対象は次の3つです。
- 一覧画面のレコード追加ボタン
- 詳細画面のレコード追加ボタン
- 詳細画面のレコード編集ボタン
「承認する」などのプロセス管理アクション、別アプリへ転記するアプリアクション、独自に作ったボタンは、それぞれ別の対象です。プロセス管理のボタンについてはプロセス管理アクションを非表示にする方法をご確認ください。
標準設定・JavaScript・プラグインの選び方
操作できる人を制限するならアクセス権を使います。複雑な条件で表示を変えたいなら、公式APIを使ったJavaScriptカスタマイズを検討します。追加ボタンの表示制御APIは公式ドキュメントで仕様を確認できます。
コードを書かずに、3種類の標準ボタンを個別に選んで隠したい場合は、無料プラグインが使えます。ユーザーや組織による出し分けは、本プラグインの標準設定にはありません。
設定例:追加ボタンを隠し、編集は残す
登録は決められた経路で行い、既存レコードの修正は詳細画面から行う運用を想定した例です。
- ZIPをkintoneのプラグイン管理で読み込み、対象アプリに追加します。管理権限がない場合は管理者へ依頼します。
- プラグインの設定画面を開きます。
- 「一覧画面の追加ボタン」と「詳細画面の追加ボタン」にチェックを入れます。
- 「詳細画面の編集ボタン」はチェックを入れず、表示を残します。
- 設定を保存し、アプリを更新します。
- 一覧・詳細画面を開き、追加ボタンが隠れ、編集ボタンが残っているかを確認します。
導入後は利用者の操作経路を確認する
非表示にした後も、利用者が必要な業務を進められることを確認します。表示を残した編集操作、決められた登録経路、他のプラグインやJavaScriptとの併用を確認してください。
本プラグインの対象外の操作経路や、別のカスタマイズで作成したボタンまで制御されるとは限りません。追加・編集を禁止する要件では、アクセス権の確認も必要です。
よくある質問
ボタンを隠すとアクセス権も変わりますか?
変わりません。標準ボタンの表示を制御する機能です。
ユーザーごとに隠すボタンを変えられますか?
標準設定はボタンの種類を選択するものです。個別条件が必要な場合はカスタマイズをご相談ください。
ボタンが隠れないときは?
対象画面の設定とアプリ更新を確認します。同じボタンを制御する他のカスタマイズがある場合は、組み合わせを検証してください。
無料プラグインで試してみる
レコード追加・編集ボタン非表示プラグインの仕様・設定方法を確認する
プラグイン本体は無料です。まず検証用アプリで試し、利用者のアカウントで動作を確認してから本番に適用してください。
自社に合う設定・運用を相談する
設定支援や継続的な運用相談は有料サポートプランでご案内しています。要件に応じた対応範囲は個別に確認します。
相談フォームにはプラグイン名が自動入力されます。対象画面・実現したい運用をご記入ください。
