テーブル値計算プラグインを公開|kintoneで前行コピー・前行までの累計に対応

kintoneのテーブルで前行の入力内容を引き継いだり、行ごとに前行までの累計値を確認したりできる「テーブル値計算プラグイン」を公開しました。PC・モバイルのレコード追加・編集画面に対応し、無料で利用できます。

テーブル値計算プラグインでできること

追加した行へ前行の値をコピー

「行追加時のみ」では、新しい行だけに直前の値をコピーします。同じフィールドをコピー元・出力先に指定でき、既存行は変更しません。作業区分や担当など、同じ内容が続く明細の入力に利用できます。

前行コピーの利用動画(約9秒)。1行目に「test1」を入力して行を追加すると、追加した行に同じ文字列が入ります。

現在行を含めない累計を表示

数値を10・20・30と入力した場合、前行までの累計値は0・10・30です。行の追加・削除や数値の変更に合わせて再計算します。空欄は0として扱います。

累計計算の利用動画(約9秒)。「現在値」が1,000・500・空欄のとき、「累計値」は0・1,000・1,500になります。

設定画面と導入の流れ

プラグインをアプリに追加し、対象テーブル・計算方法・元フィールド・出力先を指定します。前行コピーと累計計算は別のルールとして複数設定できます。保存後はアプリを更新してください。

テーブル値計算プラグインで前行の値を行追加時のみコピーする設定画面
前行コピーの設定例。同じ文字列フィールドをコピー元・出力先に指定し、新しい行へ前行の入力内容を引き継ぎます。 画像はクリックで拡大できます。
テーブル値計算プラグインで現在値から前行までの累計値を計算する設定画面
累計計算の設定例。「現在値」を集計元、「累計値」を出力先に指定しています。 画像はクリックで拡大できます。

モバイルでの実行と、2行目以降の出力先を編集不可にする設定も選べます。1行目は編集可能ですが、累計計算では再計算時に0になります。

対応範囲と無料利用について

公開バージョンは1.0.1です。CSV取込、REST API更新、一覧での直接編集は対象外です。詳細画面では保存された値を確認します。フィールドの権限・入力制約や、他のカスタマイズとの併用条件は詳細ページをご覧ください。

無料利用時はPC・モバイルの一覧画面に30%の確率で有償プランの案内バナーが表示されます。契約済みドメインには表示されず、一度閉じると同じブラウザー・同じkintoneドメインでは全Kintacoプラグイン共通で24時間非表示になります。

条件に一致する明細を集計する場合はテーブル条件付き計算プラグインもご確認ください。導入・運用の伴走支援は有償サポートプランでご案内しています。